「いとあはれ」と言っていた昔の宮廷人は、今の時代に生まれたら、さしずめ「超エモい」と表現するはずです。
— <p><a href="http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/shingo2016/2016Best10.html#senpyou" target="_blank">2016年の選考結果|三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2016」</a></p> <p>“日本語では、「四角な→四角い」「黄色の→黄色い」というように、「特別ではなく普通の日本語の一員になった」と感じられる場合、形容詞化が起こることがあります。ただ、外来語が形容詞化することは大変少なく、1970年代末の「ナウい」、現在の「エロい」「グロい」ぐらいしか例がありません。「エモい」は稀な例と言えます。 「エモい」は、感動・寂しさ・懐かしさなど、漠然としたいろいろな感情表現に使われます。古代には、これとほとんど同じ用法を持った「あはれ」ということばがありました。「いとあはれ」と言っていた昔の宮廷人は、今の時代に生まれたら、さしずめ「超エモい」と表現するはずです。”</p><p>(via <a href="http://tatsukii.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">tatsukii</a>)</p>