<p>確かに、どこの国でも、忙しい人は忙しくやってます。僕のお付き合いのあるワシントンのロビーストなんて、日本の霞が関行政官顔負けのワーカホリックで、一日20時間くらい働いている感じがします。常日頃は優雅に暮らしている条約交渉のカウンターパート達だって、いざここが条約のまとめどころだとなってくれば、夜中の2~3時と平気で働いてきます。</p> <p> しかし、日本中、24時間365日、こんな感じになっていないか。国産飛行機の設計に熱中している、新しい新幹線の設計に熱中している、実寸台のガンダムを必至になって作っている。そういう、取り組むゴールのはっきりしている忙しさならまだ良いんですが。なんかこう、みんなが平均的に忙しくなっている感じがする。そのことが、その人達から趣味の時間や考える時間を奪っている。</p> <p> 加えて、平等化の進展で「欲しいモノ」、実現したい夢まで無くなっている。それを考える時間もない。そんな中で、生活にリズムが無くなり、ハレとケもなくなり、抑揚のない生活に押し流され始める。</p>
— <a href="http://japan.cnet.com/blog/murakami/2009/09/07/entry_27024601/" target="_blank">無印ニッポン:村上敬亮 情報産業の未来図 - CNET Japan</a> (via <a href="http://semi.tumblr.com/" target="_blank">semi</a>) (via <a href="http://yuco.tumblr.com/" target="_blank">yuco</a>)