<p>太陽熱発電が、これまで普及しなかったのには理由がある。タワー式は太陽光を受ける巨大なタワーを建設する必要があり、発電量を増やそうと鏡を増やすほどタワーが高くなる。このため、どうしても初期投資がかさんでしまったのだ。トラフ式は熱を運ぶパイプを鏡の数だけ張り巡らせる必要があるので、伝達距離が増えて熱の損失が大きくなり、効率がよくない。さらに、どちらの方式も大量の鏡を並べる広大な土地が必要だ。電力需要が多かった先進国や都市部では、広大な敷地の確保は現実的ではない。 </p> <p>  ところが、原油価格の高騰と新興国の経済発展で状況は一変した。電力需要が急増している中国や中東、アフリカといった新興国で太陽熱発電が注目されたのだ。これらの地域は鏡を並べるのに十分な土地があり、しかも日差しが強い。 </p> <p>  発電コストが下がったことも追い風になった。ベンチャー企業が独自の設計で建設コストの低減を進め、発電効率が高い再生可能エネルギー源として売り出し始めたのだ。1キロワット時当たりの発電コストは、太陽光発電の約18セントに対し、太陽熱発電は石油火力発電に匹敵する10セント前後にまで下がった。</p>
— <p><a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100305/213210/" target="_blank">太陽熱が示すガラパゴス化の危機:日経ビジネスオンライン</a> (via <a href="http://orehmi.tumblr.com/" target="_blank">orehmi</a>) (via <a href="http://shigesa.tumblr.com/" target="_blank">shigesa</a>)</p> <p>しかし、日の照ってる間だけなんだよな。</p> <p>(via <a href="http://kml.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">kml</a>)</p> (via <a href="http://otsune.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">otsune</a>) (via <a href="http://tatsukii.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">tatsukii</a>)