長期雇用、年功序列の賃金体制をうまく機能させるためには、社員ができるだけ同一の条件で一斉スタートを切ることが重要だった。そのために、新入社員は常に「一括採用」されてきた。また、労働力を囲い込むという点では、日本的雇用慣行はそれなりにうまく機能していた。<br/>  だが、それは高度成長期までの話である。バブル崩壊以降、「労働力を囲い込み、社員は1つの会社に定年まで勤め上げる」という体制は、複雑化する社会環境にそぐわなくなってきた。「古い体制のままでは、若者が企業に魅力を感じなくなる。いずれ日本的な意味での『新入社員』はいなくなるだろう」――著者はこう主張する。
— <p><a href="http://el.jibun.atmarkit.co.jp/bookshelf/2010/08/se-0ff3.html" target="_blank">晴読雨読@エンジニアライフ: いつか新入社員がいなくなる? 『新卒ゼロ社会』</a></p> (via <a href="http://hexe.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">hexe</a>)